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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月19日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、チャートだけを見れば、目先的に1万6000円の節目を試す流れへ入っているという判断の仕方になります。

 弱気の見方が正しければ、本日は昨日と同様、陰線で引ける展開になるはずです。寄り付き後、すぐに下降を開始するか、午後に下げ幅を拡大するなどの動きが考えられます。

 昨日の弱気を払しょくする動きがあるとするなら、本日中に昨日の高値1万6714円以上へ上げる動きだけです。そのような動きになる場合、寄り付きから上昇の流れになるはずなので、寄り付き後、上げる動きになったときだけ、弱気を払しょくする上昇場面があるかもしれないと考えておきます。そのような見方ができるのは本日までです。

 本日が上値重いなら、来週以降、1万6000円を目指す展開が基準になります。

※8月22日(月)、23日(火)は筆者の都合により休載させていただきます。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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