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【材料】国内大手証券、空運は円高でインバウンド需要鈍化懸念、海運の円高は泣きっ面に蜂

JAL <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の運輸(空運、海運)セクターのリポートでは、5年前なら円高は間違いなく空運のメリットに働いたものの、昨今の外貨建て収入比率の上昇により、そのインパクトは小さくなり、円高によりインバウンド需要の伸びが鈍化する懸念もあると指摘。海運にとっての円高は「泣きっ面に蜂」とみて、第1四半期決算地点で通期業績の下方修正リスクも出てくると解説。

 個別銘柄では、今後のインバウンド需要成長鈍化のネガティブ影響が相対的に小さく、株主還元姿勢が積極化しそうな日本航空<9201>の投資魅力が最も高いと評価している。
《MK》

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