2016年06月21日10時15分 【材料】味の素は3日ぶり反落、ドイツ証券は新規「バイ」でカバレッジ開始 味の素 <日足> 「株探」多機能チャートより 味の素<2802>は3日ぶりに反落。目先反発していただけに上値では売りが出ている様子だ。ただ、ドイツ証券は20日、同社株の投資評価を新規「バイ」とし目標株価3000円でカバレッジを開始した。「来期以降5年間の利益成長期に突入」とみている。具体的には、国内と海外の売り上げの伸びに牽引され、売上高は一段の伸びを示し、営業利益は21年3月期まで5年間に9%の年平均成長率を示す、と予想する。 特に、食品事業は高付加価値製品の投入に伴い、国内、海外ともに成長。国内は人口動態の変化に伴う、味や利便性、健康面でのニーズに対応した製品に牽引されているほか、海外事業は主要5市場(タイ、インドネシア、ブラジル、フィリピン、ベトナム)において台頭する中間層と米国での買収による成長に牽引されている、ことを評価している。 出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)