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【材料】第一生命が反落、国内大手証券は補完的な資本調達、リスクコントロールを急ぐべきとみる

 第一生命保険<8750>が反落。一時は指数の下げにつられ下げ幅を拡大し、4月8日の年初来安値1189円にあと2円に迫る場面があった。

 SMBC日興証券がリポートをリリース。市場全体の期待収益率の上昇、市場前提の見直し、バリュエーション基準年度の変更を理由に、目標株価を1400円から1100円へ引き下げ、投資評価は「2」(中立)を継続。同社に求められるのは、まずは財務健全性の向上と指摘。財務健全性に早期警戒情報が出ている以上、規制導入の時間的アドバンテージを活用するよりも、中長期的企業価値のために必要があれば、補完的な資本調達、リスクコントロール(リスク資産の残高、デュレーション)を急ぐべきとみて、同社の取り組みに注目したいと解説している。
《MK》

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