ファストリ <日足> 「株探」多機能チャートより
ファーストリテイリング<
9983>、ファナック<
6954>など日経平均寄与度の高い値がさ株の下げが目立っている。日経平均は世界株安の流れを受け寄り付きから主力株中心に大きく売り込まれる展開で、下げ幅は500円を超え1万6000円トビ台まで水準を切り下げている。日経平均に先行して下げる先物にサヤ寄せするかたちで、5月6日取引時間中以来の1万6000円割れも視界に入ってきたが、その背景には先物を絡めた仕掛け的な売りも観測されている。日経平均寄与度の高い銘柄には裁定解消に伴うインデックス的な売り圧力が働いている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)