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【材料】アステラス薬、国内大手証券は積極的な評価には再成長の牽引役となる新薬の台頭が必要との見解

アステラス <日足> 「株探」多機能チャートより
 アステラス製薬<4503>が反発。現在は今日の高値圏で推移している。

 大和証券はリポートで、1ドル=110円(前回120円)、1ユーロ=125円(同130円)と想定為替レートの円高方向への変更を主因に、売上高や営業利益の予想を下方修正したと紹介。20年頃にかけて、過活動膀胱治療剤ベシケア、抗真菌剤ファンガード/マイカミン、抗がん剤タルセバなど、同社にとって収益性の高い品目の特許が相次いで満了して利益を落とす見通しと指摘。積極的な評価には、その後の再成長の牽引役となる新薬の台頭が必要との見解を示している。

 投資判断は「3」(中立)を継続し、目標株価は1700円から1600円へ引き下げている。
《MK》

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