【材料】三井不、国内大手証券は安定的に成長するとみてレーティング「バイ」
三井不 <日足> 「株探」多機能チャートより
国内大手証券では、16年3月期末、投資家向け分譲資産は7013億円あり、そのうちの4348億円が稼働資産でいつでも売却可能な状態にあると指摘。
不動産株の評価が今一つ高まらない理由として、「含み益」があっても顕在化されず株主に還元されないとの見方が一部の投資家にある事を挙げるものの、同社はバランスシートの効率を意識しながらJ-REITなどへ継続的に不動産を売却、売却益を計上しているため、必ずしもその見方はあたらないと解説。
不動産の売却益を計上しながら安定的に成長するとみて、レーティング「バイ」を継続、目標株価を4040円から4220円に引き上げている。
《MK》
株探ニュース