市場ニュース

戻る
 

【経済】政治から読み解く【経済と日本株】民進・山井氏:世界のリーダーが安倍首相に不同意


民進・山井氏は「国内報道では、「安倍のリーマンショック再来懸念に対して一部に不協和音」みたいな生ぬるい言い回しだったが、英「タイムズ」紙ははっきりと、世界のリーダーが安倍に不同意と書いてある」とツイート。(5/27)

安倍総理は現在の世界経済を「リーマンショック前夜と同じような状況」と表明したが、23日に開かれた月例経済報告関係閣僚会議では、政府の公式見解としての世界経済の状況を「弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復している。先行きについては緩やかな回復が続くことが期待される」としたはずである。市場関係者の間では、大規模な財政出動や消費増税延期のための言い訳に過ぎないと批判されても仕方ない。

ただし、世界の金融環境は著しく緩和された状況が長く続いており、リスク資産に大量のマネーが流れ込んでいることは容易に想像できる。米国の追加利上げがこの状態にピリオドを打つならば、金融バブルがはじけて第二のリーマンショック、金融アルマゲドン出現可能性はゼロではない。

《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均