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【材料】塩野義薬、国内大手証券では抗HIV薬などに関する直近の動向はポジティブも割安感に乏しいとみる

塩野義 <日足> 「株探」多機能チャートより
 塩野義製薬<4507>が続伸。しっかりとした展開となっている。

 大和証券はリポートで、欧州販売が好調な抗HIV薬テビケイ/トリーメクの売上予想を上方修正するとのリポートをリリース。また、抗インフルエンザウイルス薬S‐033188は、大半の患者にとって既存薬と同等以上の有効性が期待でき、単回経口で服薬利便性も高いため、7割前後の市場シェアを獲得すると想定。

 同証券では、抗HIV薬やS‐033188に関する直近の動向はポジティブだが、クレストールのロイヤリティーや自社販売売上が特許満了で減少していく中期見通しからは割安感に乏しいとみて、投資判断は「3」(中立)を継続。目標株価は5200円から5800円へ引き上げている。
《MK》

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