【材料】マツモトキヨシが続伸、インバウンド照準で２カ月ぶりの６０００円大台目前

　マツモトキヨシホールディングス<3088>が小幅ながら続伸し３月末以来の６０００円台復帰を目前にとらえている。前日に１８０円高と大きく上値を伸ばしたこともあり、朝方は利益確定売りに押される場面もあったが、下値ではしぶとく買いが入り切り返してきた。

　訪日外国人観光客の単月ベースでの過去最高更新が続くなか、とりわけドラッグストアはインバウンド需要の恩恵が大きい業態として知られる。同社は訪日外国人向け商品の開発・導入に積極的であり、昨年立ち上げた新たなプライベートブランド商品ライン「ｍａｔｓｕｋｉｙｏ」で需要取り込みを図る方針が伝わっている。１７年３月期営業利益は前期比２％増益を見込むが、保守的とみられ上振れ期待もあるようだ。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）