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【材料】ヤマトHDが続落、国内大手証券が「アンダーパフォーム」へ格下げ

ヤマトHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 ヤマトホールディングス<9064>が続落。一時、2200円を割り込む場面があった。ザラ場で2200円を割り込むのは5月12日以来となる。

 SMBC日興証券が、投資評価を格下げするとのリポートをリリース。宅急便市場におけるEコマース商品増加による単価下落に対応した構造改革に時間を要するとみること、宅急便市場の競争激化のリスクがあること、投資意欲の高まりで株式市場の期待ほど株主還元が行われない可能性があること、などが投資評価変更の背景と解説。宅急便数量の増加が続くなかで、コスト抑制の進捗状況を各四半期決算で確認したいとの見解を示している。

 投資評価は「2」(中立)から「3」(アンダーパフォーム)へ格下げし、目標株価は2400円から2000円へ引き下げている。
《MK》

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