【材料】ダイナムJH---顧客ニーズに合った低貸玉営業を積極的に導入、優位性を強化
ダイナムジャパンホールディングス(HK06889)は26日、2016年3月期の連結決算を発表。貸玉収入で前期比2.3%増の844,885百万円、営業収入で同0.9%増の155.911百万円、営業利益で同6.1%減の18,166百万円、税引前当期利益で同10.8%減の17,403百万円、当期利益で同6.4%減の10,539百万円となった。営業収入はほぼ横ばいであったものの、前期に発生した為替差益が今期減少したことなどが影響して利益面では前期を僅かに下回った。
全70店舗のリニューアルを実施し、顧客サービスの向上を図った。また、夢コーポレーションのグループ化により39店舗が増加。営業収入においても5,703百万円の増収に貢献した。加えて、高貸玉店舗5店舗、低貸玉店舗9店舗を新規出店した。3店舗において高貸玉店舗を低貸玉店舗に業態変更するなど、顧客ニーズに応じた施策を実施し、貸玉収入の増加につながった。
2016年3月31日現在の店舗数は442店舗(2015年3月末393店舗)、1株当たり利益は13.9円。期末配当については1株当たり6.0円(年間配当13.0円)を取締役会において決議している。
《TN》
提供:フィスコ