【材料】ビジネス・ブレークスルー---16.3期は2ケタの増収増益、プラットフォームサービス事業の好調さが牽引

ビジネス・ブレークスルー<2464>は13日、2016年3月期決算を発表。売上高が前期比18.4％増の44.55億円、営業利益が同21.9％増の3.32億円、経常利益が同20.1％増の3.39億円、当期純利益が同24.8％増の2.70億円だった。売上高は5期連続、当期純利益は2期連続で過去最高を更新。なお、4月22日に業績予想を修正しているが、これに沿った着地となっている。

マネジメント教育サービス事業は、在学生数や受講科目数が増加したことで増収だった。ビジネス・ブレークスルー大学オープンカレッジを含む各教育プログラムにおいて概ね前年同期を上回る水準で推移したこと、新規取引先数が増加したことなども寄与した。経営コンテンツメディアサービス事業は、コンテンツ視聴料や有料会員サービスの提供が順調に推移したことで増収増益となった。プラットフォームサービス事業は、AJISの経営改善効果やJCQの業績寄与などから大幅な増収増益となった。

2017年3月期通期については、売上高が前期比12.7％増の50.23億円、営業利益が同10.3％増の3.66億円、経常利益が同5.2％増の3.57億円、当期純利益が同2.1％増の2.76億円と、過去最高業績を更新することを見込む。ビジネス・ブレークスルー大学大学院に「アントレプレナーコース」を新設し、入学学生の増加を図る。また、「生涯教育プラットフォーム」の更なる発展、充実を目指し、積極的な先行投資を継続する予定としている。

《TN》

　提供：フィスコ