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【材料】ODKソリューションズ---金融機関向けマイナンバー事務代行、本格化

ODK <日足> 「株探」多機能チャートより

ODKソリューションズ<3839>が提供する「マイナンバー事務代行サービス」の稼働が本格化している。

「マイナンバー事務代行サービス」では、各金融機関に代わり、顧客のマイナンバー収集及び管理に関するすべての事務を代行する。

同サービスの提供先である金融機関では、顧客のマイナンバー収集に3年間の猶予(2018年末迄)があるため、各社が他社の動向をうかがう慎重な姿勢を示していたが、年度変わりとなる4月以降、徐々に対応を本格化。同社のもとには、受託した金融機関の顧客から多くのマイナンバー関連書類が届き、順次受付事務をすすめている。

同社は、これまでも証券会社のバックオフィス業務やNISA口座開設事務代行等、金融機関向けの事務代行(BPO)サービスやシステムサービスを提供してきた豊富な実績がある。事務代行サービスに加え、SBIトレードウィンテックと協業してマイナンバー管理システムも提供するなど、過去のノウハウを活かし、金融機関向けに特化したマイナンバー関連サービスを展開していることが、他社サービスとの大きな差別化となっているもようだ。

ODKソリューションズ<3839>は、金融機関や学校法人向け情報処理アウトソーシングサービスを主力としており、機密性の高い大量のデータを正確に処理することを得意とするITサービス企業。

《TN》

 提供:フィスコ

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