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【材料】国内大手証券、建設セクターは17年3月期以降も高収益局面が続くと解説、株主還元変化もポジティブと評価

大成建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の建設セクターのリポートでは、低収益業界の代表格であったゼネコン各社の収益力は16年3月期に一変、17年3月期ガイダンスは、年度後半の労務逼迫に起因する建設コスト上昇を前提として保守的に組み立てられている印象と指摘。

 中期的建設プロジェクトのパイプラインが旺盛なこと、過度な受注競争が終焉していること、ゼネコン各社が収益重視姿勢を強調していることなどを勘案すると、17年3月期以降も高収益局面が続くと解説。各社が一挙に増配を実施、大成建設<1801>が自社株買い・消却を発表するなど株主還元施策にも変化の芽が出てきていることは「ポジティブな事象」と評価している。
《MK》

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