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【材料】木徳神糧---1Q売上高253.58億円、減収も中食・外食向けの業務用精米の販売は堅調


木徳神糧<2700>は12日、2016年12月期第1四半期(1月-3月)決算を発表。売上高が前年同期比1.9%減の253.58億円、営業利益が同9.0%減の4.23億円、経常利益が同7.6%減の4.29億円、四半期純利益が同4.8%減の2.96億円だった。

主力の米穀事業は、家庭用精米の販売は低迷したが、卸業者向けの玄米販売や中食・外食向けの業務用精米の販売は堅調に推移した。しかし、ミニマム・アクセス米の取扱数量が前年同期比で減少したほか、単価も下落したことから売上高は減少した。損益面では、米穀事業の国内販売は前年並みの収益を確保したが、飼料事業の販売数量とミニマム・アクセス米の取扱数量が減少したこと、食品事業の穀粉販売が不振であったことなどから前年同期比減益となった。

2016年12月期通期については、売上高が前期比2.3%増の1030.00億円、営業利益が同18.4%減の11.30億円、経常利益が同20.1%減の11.10億円、当期純利益が同24.1%減の7.50億円とする期初予想を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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