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【通貨】1ドル=100円割れの可能性、大手銀行系が9月~10月に円高の可能性を解説

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 4月の日銀金融政策決定会合は、海外マスメディアが期待を盛り上げた追加金融緩和が実施されず、マーケットは日銀への失望売りで日経平均先物ベースで約2000円、ドル円レートは約5円の円高となった。

 ドル円は1ドル=105円台まで円高が進んだが、急ピッチな変動と政府要人の発言により1ドル=108円台まで戻りを試している。みずほ証券がリリースしたテクニカル分析リポートによると、5月は25日移動平均線を回復しても1ドル=110円が上値メドになりやすく、6月の戻りメドは1ドル=110円、これを突破した場合は114円~116円が上値抵抗帯になると指摘。

 さらに興味深いのは、1月に円買いした投資家が「再び円買いの機会を伺っており」、9月~10月頃には、一時的に1ドル=100円の大台を割り込む可能性があると思われるとコメントしていることが話題となった。《MK》

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