【市況】今週の「特異日」カレンダー(5月9日-13日)
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―
ここでの「特異日」とは、日経平均の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。
5月相場の幕開けとなった前週(5月2日-6日)は、3連休を挟んだ週初、週末の2営業日のみでした。特異日こそ巡ってきはしなかったものの、「2日新甫は荒れる」の格言通り、2日(月)は前の週の日銀ショックを引きずって518円安で引け、6日(金)も40円安と6日連続安となりました。
今週(5月9日-13日)は大型連休が明け、投資家が市場に戻ってくる一方、決算発表がまさに後半佳境を迎える注目の週となります。ただ、10日(火)に訪れる唯一の特異日は「3勝7敗」と弱気を示唆。13日(金)のオプションSQに向けて相場が企業業績をどのように織り込んでいくのかが焦点となりそうです。スケジュール面では、10日の中国消費者・生産者物価、週末14日(土)の中国工業生産高、中国小売売上高など中国の統計発表が予定されており、中国経済の動向が相場の行方を左右する鍵の一つになるかもしれません。
▲【 7敗以上 】
5月10日(火) ○3-●7:中国消費者物価、中国生産者物価
※○は「勝ち(前日比プラス)」、●は「負け(前日比マイナス)」を表し、例えば「○7-●3」は7勝3敗を意味します。
株探ニュース

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