【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … スパークス、データセク、日本ライフL (5月2日発表分)
データセク <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月28日から2日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 データセク <3905>
16年3月期の連結経常利益は前の期比57.6%減の3600万円に落ち込んだが、17年3月期は前期比2.4倍の8500万円にV字回復する見通しとなった。
★No.2 アトラ <6029>
16年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.2倍の8600万円に急拡大し、1-6月期(上期)計画の2400万円の赤字をすでに上回った。
★No.3 日本ライフL <7575>
16年3月期の連結経常利益は前の期比75.5%増の35.7億円に伸び、17年3月期も前期比35.2%増の48.3億円に拡大を見込み、18期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3905> データセク 東M +27.94 5/ 2 本決算 136.11
<6029> アトラ 東M +24.78 5/ 2 1Q 616.67
<7575> 日本ライフL JQ +19.71 5/ 2 本決算 35.20
<7446> 東北化学 JQ +11.90 5/ 2 上期 15.38
<9687> KSK JQ +4.82 5/ 2 本決算 2.49
<8739> スパークス JQ +3.21 5/ 2 本決算 -
<2406> アルテHD JQ +1.82 5/ 2 1Q 254.55
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース