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【市況】NY株式:ダウは117ドル高、軟調な経済指標も買い戻しが広がる

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

2日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は117.52ドル高の17891.16、ナスダックは42.24ポイント高の4817.59で取引を終了した。朝方は前週の下落を受けた買い戻しが広がった。4月ISM製造業景況指数や3月建設支出が予想を下振れ、やや上げ幅を縮小する展開となったが、本日は英国や中国市場が休場で動意材料が少なく、概ね堅調推移となった。セクター別では、小売や消費者・サービスが上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や自動車・自動車部品が下落した。

ネット小売のアマゾン(AMZN)は著名投資家のウォーレン・バフェット氏が同社の短期間での業績拡大を称讃したことで上昇。百貨店のJCペニー(JCP)は経済紙「バロンズ」に株価の大幅上昇を指摘する記事が掲載され、堅調推移。一方で、石油サービスのハリバートン(HAL)は同業ベーカー・ヒューズの買収を断念し、下落。携帯端末のアップル(AAPL)は調査会社IDCが1-3月期のタブレット世界出荷台数が減少したことを明らかにしたことで売られた。

製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)はウォーレン・バフェット氏が同社のビジネスモデルを批判したことが嫌気され、下落している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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