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【市況】目先底は確認できないが、好業績銘柄へは冷静な対応/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16,062.02 (-604.03 )
TOPIX  : 1,292.96 (-47.59 )

[後場の投資戦略]

 連休の谷間となることから参加者は限られ、積極的な売買は限られているであろう。そのため、日経平均は一先ず16000円処での下げ渋りをみせているが、明確な底入れは確認しづらいところであろう。ただし、ショートポジションを積み上げる向きも限られることもあり、基本的には16000円近辺でのこう着が続きそうである。

 また、日経平均、TOPIXが3%超の下落となる半面、マザーズ、JASDAQは0.5%程度の下げにとどまっている。決算は本格化する中で好業績株に対する物色がみられており、日経平均の大幅な下げに対して、市場は意外に冷静といったところであろう。今回の大幅な下げにより、決算通過がアク抜けにつながってくる可能性も意識されてきそうだ。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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