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【市況】27日の株式相場見通し=様子見気分強く方向感に乏しい展開

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京株式市場は、日米の金融政策決定会合の内容発表を目前にして、引き続き買い手控え姿勢が継続することから、方向感に乏しい推移となりそうだ。金融政策決定会合に加えて、日本の場合は直後に大型連休入りすることもあり、多くの投資家は手仕舞い売りのスタンスに傾いている。27日の東京外国為替市場では、1ドル=111円30銭台での推移となっている。

 26日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比13.08ドル高の1万7990.32ドルと小幅反発した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文発表を翌日に控え、模様眺めの姿勢が強まり、全般に方向感に欠ける展開となった。ただ、原油価格の上昇は買い材料となった。スダック総合株価指数は、前日比7.503ポイント安の4888.283と4日続落した。

 日程面では、日銀金融政策決定会合(~28日)、3月と15年度の建設機械出荷額、3月のセメント国内販売に注目。海外では英1~3月のGDPに注目。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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