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【材料】ソフトバンク、国内大手証券はスプリントは今後1年が正念場とみる

ソフトバンク <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>が小幅ながら5営業日続伸し、年初来高値を更新している。ただ、一時はマイナス圏に沈む場面があった。

 SMBC日興証券はリポートで、スプリントは今後1年が正念場であり、ネットワーク改善や販促強化による契約純増と、コスト削減による増益傾向を維持した上で、2016年12月から始まる一連の社債償還を乗り切れるかが論点であると指摘。スプリントの事業と財務の改善には時間を要するが、ネットワークの改善を進め、通信サービスの増収転換と、フリーキャッシュフロー黒字化による有利子負債削減の道筋が見えるなら、市場価値向上や新たな買い手が現れる可能性があると解説している。

 投資評価は「1」(アウトパフォーム)を継続し、目標株価は7000円から8000円へ引き上げている。
《MK》

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