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【市況】スマートフォン市場の成長鈍化を再確認、日系メーカーにネガティブとリポート

村田製 <日足> 「株探」多機能チャートより
 iPhone減産を継続との報道からスマートフォン市場の成長性に陰りが出ていることが株価にも表れている。日本株ではiPhone関連として昨年まで株価が大きく上昇した電子部品セクター株が軟調。

 直近では外資系証券の大手が村田製作所<6981>、アルプス電気<6770>などへの投資評価は不変と強気を継続するアナリストリポートも発行されたが、クアルコムの業績下方修正から国内証券がリリースしたレポートが市場関係者の間で話題となった。

 SMBC日興証券はクアルコムの業績下方修正を受けて、スマートフォン市場の成長鈍化を再確認、スマホ関連の売り上げ貢献度が高い日系メーカーにネガティブと解説している。4月20日に発表したクアルコムの第2四半期決算は売上高が前年同期比19.5%減、見通しも弱い物となっている。
《MK》

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