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【市況】20日の株式相場見通し=米株式上昇と円安進行を受け買い先行

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京株式市場は、前日の急反騰によって市場ムードがかなりの改善をみせていることに加え、海外株式市場の堅調、原油など資源価格の上昇、外国為替市場での円安・ドル高傾向の継続などを好感し、買いが先行し日経平均株価は続伸となりそうだ。20日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=109円20銭台での推移となっている。

 19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比49.44ドル高の1万8053.60ドルと続伸した。約9カ月ぶりの高値水準を連日で更新した。米決算発表で1~3月期決算が市場予想を上回った企業や、業績見通しの上方修正を発表した銘柄を中心に買いが優勢となった。また、原油先物価格の上昇も買い支援材料となった。ナスダック総合株価指数は、前日比19.687ポイント安の4940.330と小幅反落した。

 日程面では、3月と15年度の貿易統計、3月の訪日外国人客数、3月の全国コンビニ売上高、3月の粗鋼生産に注目。海外では、米3月の中古住宅販売件数、トルコ中銀金融政策決定会合が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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