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【市況】19日の株式相場見通し=円高・ドル安一服で買い優勢に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 19日の東京株式市場は、外国為替市場で円高・ドル安が一服状態となっていることに加え、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が反発したことを好感して買い優勢の展開となりそうだ。19日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=109円10銭台と前日に比べて円安・ドル高が進行している。

 18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比106.70ドル高の1万8004.16ドルと反発した。フシ目の1万8000ドル台を回復し、15年7月20日以来約9カ月ぶりの高値水準となった。原油価格の下げ渋りが顕著になるにつれて、エネルギー関連銘柄を中心に全般に買い戻しが広がった。また、本格化してきた米企業決算への期待感も下支えとなった。ナスダック総合株価指数は、前週末比21.801ポイント高の4960.017と3日ぶりに反発した。

 日程面では、働く人のための情報プラットフォーム「キャリコネ」の運営および有料職業紹介サービスの提供などを手掛けるグローバルウェイ<3936>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、3月の全国百貨店売上高に注目。海外では、米3月の住宅着工件数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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