【市況】19日の株式相場見通し=円高・ドル安一服で買い優勢に
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比106.70ドル高の1万8004.16ドルと反発した。フシ目の1万8000ドル台を回復し、15年7月20日以来約9カ月ぶりの高値水準となった。原油価格の下げ渋りが顕著になるにつれて、エネルギー関連銘柄を中心に全般に買い戻しが広がった。また、本格化してきた米企業決算への期待感も下支えとなった。ナスダック総合株価指数は、前週末比21.801ポイント高の4960.017と3日ぶりに反発した。
日程面では、働く人のための情報プラットフォーム「キャリコネ」の運営および有料職業紹介サービスの提供などを手掛けるグローバルウェイ<3936>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、3月の全国百貨店売上高に注目。海外では、米3月の住宅着工件数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)