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【通貨】明日の為替相場見通し=原油価格の動向など焦点に

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、原油価格の動向が大きな影響を与えそうだ。予想レンジは1ドル=107円80~108円80銭。

 17日の産油国会合で増産凍結の合意ができず、この日の原油価格が急落したほか、熊本地震の被害拡大に伴う日経平均株価の急落を受け、リスク回避姿勢からドル円は一時107円80銭台まで値を下げた。夕方の欧州時間には、108円40銭台まで上昇したが、あすも神経質な値動きとなりそうだ。

 今晩のニューヨーク市場の動向が注視され、特に原油価格がどの水準で推移するかがポイントになる。18日の東京市場でWTI時間外取引では一時37ドル60セント台まで急落したが、NY市場で38ドル台後半あたりまで値を戻せば、相場全般に安心感も膨らもう。原油価格が落ち着けばドル円相場も108円台での底堅い動きが期待できる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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