市場ニュース

戻る
 

【市況】13日の株式相場見通し=米株式の上昇と円高一服を好感して買い先行

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京株式市場は、自律反発の動きが持続して日経平均株価は続伸となりそうだ。外国為替市場での円相場の動きには引き続き左右されるものの、一方通行だった円高・ドル安の動きに一服感が出ていることから、日経平均株価は1万6000円台を回復する可能性も浮上している。13日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=108円60銭台と前日に比べて円安・ドル高が進行している。

 12日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比164.84ドル高の1万7721.25ドル高と反発した。NY原油先物価格の急上昇を好感して、石油株などエネルギー関連銘柄が牽引役となり全体相場が上昇した。ナスダック総合株価指数は、前日比38.692ポイント高の4872.091と反発した。

 日程面では、3月のマネーストック、3月の企業物価指数、3月の投資信託概況、11日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、米3月の小売売上高、米3月の卸売物価指数、中国3月の貿易統計が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均