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【経済】中国:日用消費財が“高級化”、「520円のカップ麺」も話題に


食品や飲料、歯磨き粉など日用消費財市場でこのところ、一部メーカーが中国に高級
志向の商品を相次ぎ投入している。台湾系食品大手の統一企業中国HD(220/HK)もこの
ほど、中国マーケット向けに30人民元(約520円)のカップめんを発売し、注目を集
めた。北京日報が3月31日付で伝えている。  同社の中国即席めん事業は回復。2015
年は売上高が前年比4.9%減の75億6740万人民元(約1303億5000万円)に落ち込んだ
ものの、1億7400万人民元の純利益を計上し、2013~14年にわたる過去2年の赤字から
脱した。商品構成の見直しに着手し、高価格商品の販売割合を拡大する経営戦略を
とっている。「30人民元のカップめん」は1カ月間に6000点の限定発売。上海や北京
など大都市部の高所得者層向けスーパーマーケットや一部ネット通販ショップでのみ
販売しているものの、自社高級商品を宣伝する効果を期待している様子だ。

同様に高価格商品の販売を伸ばしたいとの狙いから、四川玖玖愛食品、康師傅HD
(ティンイー:322/HK、日清食品、韓国農心といった国内外の即席めんメーカーも、
高級製品を市場に次々と投入している。  このほか中国市場では、ミネラルウォー
ターやビール、ヨーグルト、歯磨き粉などの分野でも高級商品が増えてきた。米コン
サルティング会社のベイン・アンド・カンパニーによれば、15年の中国市場では、販
売全体に占める中・高価格帯商品の比率がヨーグルトで38%、ビールで29%に達した
という。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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