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【材料】マネパG、セレス、GMOPGなどビットコイン関連高い、伊勢志摩サミットにらみ再脚光

 マネーパートナーズグループ<8732>が続急伸で890円台まで上値を伸ばしたほか、セレス<3696>が10%近い大幅高、GMOペイメントゲートウェイ<3769>なども投機資金を集め上値指向を明示している。

 マネパGは、ビットコイン取引所を運営する米ペイワードに出資することで覚書を交わしたことを材料視され前週末に急動意、全体地合い悪に流され上ヒゲをつけたものの、きょう改めて買い直される展開にある。このほかセレス、GMOPGなど、ビットコイン分野深耕に積極姿勢をみせる銘柄に物色の矛先が向いている。

 ビットコインをはじめとする仮想通貨に対しては先月4日に、仮想通貨の定義を含めた資金決済法の改正案を政府が閣議決定し、国会に提出した。政府が貨幣認定したことで関連銘柄への人気が後押しされている。今年5月下旬に開催される伊勢志摩サミットではテロ資金対策が主要議題となる見込みで、これを視野に政府も法改正を急いだという背景がある。日本は法整備で相対的に出遅れていたが、ここ官民を挙げての動きがビットコイン関連に再度、光を当てる流れにある。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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