市場ニュース

戻る
 

【材料】日立建機、国内大手証券では収益性は来期に向け改善が続くとの見解

 日立建機<6305>が3日ぶりに小反落。現在は下げ幅を縮小し、今日の高値圏で推移している。

 SMBC日興証券はリポートで、3月25日に同社の上海拠点の説明会に参加し、中国市場は底を打ちつつあり、秋頃から前年同月比でプラスに転じてくると同社は考えていると紹介。また、来年は春節の時期が今年より早く、セールスシーズンが長くなるため、17年3月期ベースの市場需要は前期比1ケタ半ばの改善を想定しているとも紹介している。

 また、在庫の適正化が進み、来期は販売量と同程度の生産が見込める状態になっていると指摘。部品販売強化、人員の自然減、固定費の見直しなどで収益性は来期に向け改善が続くとの見解を示している。投資評価「2」(中立)、目標株価1600円を継続している。
《MK》

株探ニュース



株探からのお知らせ

    日経平均