【材料】カイオムがカイ気配スタート、スイス社とオプションライセンス契約を締結へ
カイオム・バイオサイエンス<4583>がカイ気配でスタートしている。14日の取引終了後、がん治療用抗体LIV-2008bに関して、スイスのADCセラピューティクス社(ADCT)との間でAntibody Drug Conjugate(ADC、抗体薬物複合体)領域での全世界における独占的な開発・販売権に関するオプションライセンス契約の締結を決めたと発表しており、業績への寄与が期待できるとの見方が強まっているようだ。
今回のオプションライセンス契約は、カイオムがADCT社に対して同抗体の評価を目的として特許の実施を許諾するもの。カイオムとADCT社は、既にがん治療用抗体LIV-1205でのオプションライセンス契約を締結しているが、新たにLIV-2008bについてもオプションライセンス契約を締結し、評価を実施することになる。
なお、カイオムでは、同契約の締結時にADCT社から契約一時金を受け取るが、16年12月期に売上高として計上予定としている。また、ADCT社がオプション権を行使しライセンス契約を締結した場合には、ライセンス契約一時金が生じるほか、開発の進捗に応じたマイルストーンペイメントも含めると、総額で約110億円を受け取ることになるという。さらに、製品上市後には製品の売上高に応じたロイヤルティーも得られるとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
今回のオプションライセンス契約は、カイオムがADCT社に対して同抗体の評価を目的として特許の実施を許諾するもの。カイオムとADCT社は、既にがん治療用抗体LIV-1205でのオプションライセンス契約を締結しているが、新たにLIV-2008bについてもオプションライセンス契約を締結し、評価を実施することになる。
なお、カイオムでは、同契約の締結時にADCT社から契約一時金を受け取るが、16年12月期に売上高として計上予定としている。また、ADCT社がオプション権を行使しライセンス契約を締結した場合には、ライセンス契約一時金が生じるほか、開発の進捗に応じたマイルストーンペイメントも含めると、総額で約110億円を受け取ることになるという。さらに、製品上市後には製品の売上高に応じたロイヤルティーも得られるとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)