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【材料】アステラス製薬が堅調、リナクロチドが便秘型過敏性腸症候群で国内申請

 アステラス製薬<4503>が堅調。同社は24日の取引終了後、アイアンウッド社より導入し、日本で開発しているグアニル酸シクラーゼC受容体作動薬リナクロチド(一般名、開発コードはASP0456)について、成人における便秘型過敏性腸症候群(IBS-C)の効能・効果で、厚生労働省に製造販売承認申請を行ったことを発表した。

 リナクロチドは、腸粘膜上皮細胞に発現しているGC-C受容体に局所的に結合。GC-C受容体を活性化することにより、腸管分泌や腸管輸送能を促進し、内臓痛覚過敏も改善。成人のIBS-Cと慢性特発性便秘(CIC)の適応症で世界30か国以上で販売されている。日本では成人の2.9%がIBS-Cであると言われているが、現在、IBS-Cの効能・効果で承認されている薬剤はないことから、承認への期待が高まりそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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