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2016年02月16日11時40分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ソフトバンク、IHI、オープンH、三菱UFJ

■ソフトバンクグループ <9984>  5,099円  +699 円 (+15.9%) 一時ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率5位
 15日、ソフトバンク <9984> が発行済み株式数(自社株を除く)の14.2%にあたる1億6700万株(金額で5000億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月16日から17年2月15日まで。

■IHI <7013>  192円  +21 円 (+12.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 IHI<7013>が続急騰。株価は業績の大幅下方修正を引き金に2月3日に急落したが、「過剰ともいえる下げの背景に空売りの仕掛けも観測されており、足もと全体相場の立ち直りをみて買い戻しを誘発した」(国内準大手証券)と指摘されている。時価200円割れの水準は依然として値ごろ感も漂い、短期資金の追随買いも誘っているもよう。同社株の業績下方修正は、原油安に伴う受注期のずれ込みなど資源エネルギー部門の低迷が影響している。その元凶である原油市況が目先底入れの兆しをみせていることで、売り叩きの手仕舞いを促した格好だ。 

■オープンハウス <3288>  2,045円  +220 円 (+12.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 15日、オープンH <3288> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.77%にあたる100万株(金額で18億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月16日から4月28日まで。

■マースエンジニアリング <6419>  2,035円  +206 円 (+11.3%)  11:30現在
 15日、マース <6419> が発行済み株式数(自社株を除く)の6.0%にあたる100万株(金額で19億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月16日から3月31日まで。

■ポーラHD <4927>  8,100円  +770 円 (+10.5%)  11:30現在
 15日、ポーラHD <4927> が決算を発表。15年12月期の連結最終利益は前の期比35.8%増の140億円に拡大して着地。続く16年12月期も前期比22.0%増の172億円に伸びる見通しとなったことが買い材料。今期はインバウンド需要の取り込みに加え、育成ブランドの売上成長も寄与し、増収を確保する。静岡工場跡地の売却に伴い、売却益30億円が発生することも最終利益を押し上げる。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比50円増の200円に増配する方針としたことも支援材料。

■シスメックス <6869>  6,190円  +380 円 (+6.5%)  11:30現在
 シスメックス<6869>が大幅続伸。検体検査機器大手の同社は15日、エーザイ<4523>と認知症の新たな診断薬開発で包括契約を締結した。アルツハイマー型認知症の精密診断には、患者の身体への負担や高額な検査費用が課題となっている。認知症治療薬「アリセプト」を販売するエーザイと、血液中のバイオマーカーの高感度検出に高い技術を有するシスメックスが提携することにより、血液から安価で簡単に検査できる診断薬を共同開発する方針。これを受け業容拡大に対する期待が投機筋の食指を動かす格好となった。

■ロイヤルHD <8179>  2,143円  +125 円 (+6.2%)  11:30現在
 15日、ロイヤルHD <8179> が決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比9.7%増の50.2億円に伸びて着地。続く16年12月期も前期比11.5%増の56億円に伸びる見通しとなったことが買い材料。今期は昨年開業したホテルの収益安定化やインバウンド需要の取り込みでホテル事業の収益拡大を見込む。前期減収減益だった主力のファミリーレストラン「ロイヤルホスト」では付加価値の高い商品の拡充などで業績回復を目指す。業績好調に伴い、前期の年間配当を16円→20円(前の期は16円)に増額し、今期も20円を継続する方針としたことも支援材料。

■三菱UFJ <8306>  511.8円  +27 円 (+5.6%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが軒並み高。一方、静岡銀行<8355>、京都銀行<8369>など地銀株は総じて売りに押される展開。日銀によるマイナス金利の導入がきょうから開始される。マイナス金利に伴い、大手銀行の業務純益は8%、地銀で15%減少するという米S&Pの試算が発表されるなど銀行セクターにとってはネガティブな収益環境が予想されている。ただ、事前に織り込みが進んでおり、特にメガバンクは、ドイツ銀行の債券買い戻しの発表を契機に欧州の金融株全般に対する投資家の不安心理が後退していることが、プラスに働いているようだ。

■三井不動産 <8801>  2,636.5円  +135 円 (+5.4%)  11:30現在
 三井不動産<8801>、三菱地所<8802>をはじめ不動産株が高い。日経平均は9時30分前後に前日比プラス圏に浮上したが、不動産セクターが業種別値上がり上位に食い込みプラス転換を主導するかたちとなった。1月29日の日銀金融政策決定会合で決定したマイナス金利導入だが、きょうから正式に始動する。マイナス金利導入に伴い、有利子負債の負担軽減や、今後の資金調達コスト面で大きなメリットを受ける不動産セクターは買い対象の筆頭格に位置付けられている。

■生化学工業 <4548>  1,340円  +64 円 (+5.0%)  11:30現在
 15日、生化学 <4548> がジェネリック医薬品である眼科手術補助剤「シェルガン」の製造販売承認を取得したと発表したことが買い材料。「シェルガン」の有効成分は、精製ヒアルロン酸ナトリウムとコンドロイチン硫酸エステルナトリウム。同薬は参天薬 <4536> を販売元として、16年6月の発売開始を目指す。発表を受けて、「オペガン」に次ぐ眼科手術補助剤の販売による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■AOKIHD <8214>  1,261円  +60 円 (+5.0%)  11:30現在
 15日、AOKIHD <8214> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.78%にあたる250万株(金額で35億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月16日から17年1月31日まで。

■藤田観光 <9722>  521円  +24 円 (+4.8%)  11:30現在
 藤田観光<9722>が続伸。同社は昨日引け後、15年12月期連結決算と16年12月期業績見通しを発表。15年12月期実績は、売上高が前の期比0.4%減の639億8100万円、営業利益は同97.1%減の3900万円となり、16年12月期見通しは、売上高が前期比9.4%増の700億円、営業利益は同25.6倍の10億円を見込んでいる。会社側では、前期は主要施設の箱根ホテル小涌園などが位置する箱根町(神奈川)で、5月以降に噴火警戒レベルが段階的に引き上げられたことから、夏場の最盛期を中心に観光客が大幅に減少したと発表。それでも、今期は箱根大涌谷の火山活動が沈静化したことにより、箱根地区の利用客も徐々に回復してくると想定。また、15年4月に開業したホテルグレイスリー新宿が通年稼働となるほか、同時期にスタートした新宿ワシントンホテル本館の大規模改修工事も3月末をもって完了する予定。

■パナホーム <1924>  856円  +38 円 (+4.7%)  11:30現在
 パナホーム<1924>が続伸。岩井コスモ証券が15日、投資判断を「B+」から「A」とし、目標株価を860円から910円へ引き上げたことが好材料視されている。1月29日に発表した第3四半期累計(15年4~12月)連結決算は営業利益が前年同期比23.9%増の72億8700万円と好調だったほか、受注高も回復基調をたどっていることに注目。また、来期も増収増益が続く見通しであることや、マイナス金利導入による追い風にも期待としている。

●ストップ高銘柄
 ネクストウェア <4814>  183円  +50 円 (+37.6%) ストップ高   11:30現在
 アクロディア <3823>  336円  +80 円 (+31.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 レアジョブ <6096>  1,386円  +300 円 (+27.6%) ストップ高   11:30現在
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 ヒューマンウェブ <3224>  1,849円  -500 円 (-21.3%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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