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【材料】日空ビルなどインバウンド関連が安い、急激な円高進行も逆風に

 インバウンド関連株が安い。日本空港ビルデング<9706>は一時、前日比325円(7.8%)安の3865円まで売られ昨年来安値を更新したほか、三越伊勢丹ホールディングス<3099>、エイチ・アイ・エス<9603>などが下落している。中華圏の旧正月である「春節」が8日から始まったが、9日付の日本経済新聞は、人民元安や日本から直接購入するネット通販の普及などで中国人の「大量買い」は一服しているようだ、と伝えている。

 また、この日1ドル=114円台前半への急激な円高が進行。為替の円高は、海外訪日客にとって日本の物価の押し上げ要因に働くため、インバウンド需要の逆風になるとみられている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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