【経済】イエレンFRB議長の議会証言で米3月利上げの有無を見極める
市場関係者の間では、2月の雇用統計でも平均時給が前月比プラスになった場合、3月利上げの可能性は高まるとの見方が増えている。5日の米国株が大きく下げた要因は3月利上げの可能性がやや高まったことによるものとみられており、今後発表される個人消費やインフレ関連の指標は3月利上げの可否を決定する材料となりそうだ。
今週10日、11日に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言に対する市場の関心は一段と高まっており、市場参加者はFRBの金融政策の道筋に関するイエレン議長の発言内容を点検することになりそうだ。今年2回以上の利上げが行われると市場が判断した場合、主要通貨に対するドル買いが強まる可能性がある。
《MK》
提供:フィスコ