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2016年02月03日11時38分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ITHD、NTTデータ、横河電、IHI

■レンゴー <3941>  579円  +71 円 (+14.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 レンゴー<3941>が逆行高し、昨年来高値を更新する場面があった。野村証券では、原燃料安の恩恵で軟包装・重包装の収益性が想定よりも改善していると指摘。今後は段ボールでもコスト削減が拡大、加えて原紙の内部調達比率を高めることによる増産効果も見込めるとして、不採算だった洋紙の生産停止も利益改善に寄与すると解説。レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価を500円から680円に引き上げている。

■GSユアサ <6674>  451円  +38 円 (+9.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>は急伸。同社は2日取引終了後、16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算を発表。売上高は2653億800万円(前年同期比0.4%減)、営業利益は141億5300万円(同5.9%増)、最終利益は66億2700万円(同22.3%減)だった。自動車向けリチウムイオン電池が国内向け低調だったほか、太陽光発電用電源装置も国内電力会社の調達策見直しの影響で減少した。また、中国子会社の清算に伴う減損損失計上が最終利益を押し下げた。ただ、最終減益は株価に大方織り込まれており、本業の儲けを示す営業利益は生産コストの削減効果などで増益を確保していることから、これを評価するかたちで買いが優勢となった。

■淀川製鋼所 <5451>  2,424円  +180 円 (+8.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 2日、淀川鋼 <5451> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.58%にあたる80万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月3日から9月23日まで。同日、16年3月期の連結経常利益を従来予想の63億円→78億円に23.8%上方修正。従来の12.2%減益予想から一転して8.7%増益見通しとなったことも支援材料。採算重視の受注やコスト削減が利益を押し上げる。

■ITホールディングス <3626>  2,937円  +208 円 (+7.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 2日、ITHD <3626> が決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比33.4%増の144億円に拡大したことが買い材料。電力自由化に伴う需要増加を背景に、エネルギー関連を中心にシステム構築などの受注が大きく伸びたことが寄与。生産性向上など収益向上施策が奏功し、採算も改善した。

■NTTデータ <9613>  6,240円  +290 円 (+4.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 エヌ・ティ・ティ・データ<9613>は大幅に4営業日続伸。同社は2日引け後、16年3月期第3四半期累計の連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.3%増の1兆1453億2300万円、営業利益は同32.3%増の642億7100万円で着地した。全体の受注高は前年同期比19%増となった。金融事業で銀行・協同組織金融機関向け大型案件の獲得などで増加したほか、公共・社会基盤事業で中央府省向け大型案件の獲得などにより増加、グローバル事業では海外子会社の規模拡大および為替影響などにより増加した。収益面では、グローバル、金融、法人・ソリューションの各事業で増収増益となったものの、公共・社会基盤事業は増収も、既存大規模案件の規模縮小による影響のほか、不採算案件の発生で減益となった。ゴールドマン・サックス証券は、16年度は不採算案件縮小の恩恵以外は、トレンド線を超えた収益拡大は見込みづらいなどと指摘。目標株価は4630円から4800円へ引き上げているものの、投資判断は「売り」を継続している。

■横河電機 <6841>  1,370円  +55 円 (+4.2%)  11:30現在
 2日、横河電 <6841> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の340億円→390億円に14.7%上方修正。増益率が1.9%増→16.9%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。今期業績の上方修正は昨年8月に続き、2回目。主力の制御事業でプラント設備向け保守サービスなどの受注が好調にする中、円安による採算改善や固定費削減が利益を押し上げる。

■大崎電気工業 <6644>  684円  +25 円 (+3.8%)  11:30現在
 大崎電気工業<6644>が全般悪地合いの間隙を縫って4連騰。同社が前日、取引時間中に発表した16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算は、売上高が529億6400万円(前年同期比2.1%減)、営業利益は25億5800万円(同4.0%増)、最終利益は7億9200万円(同30.3%減)だった。最終利益は前期の特別利益計上の反動で減少しているものの、本業の儲けを示す営業利益は国内電力向け計測機器が好調で増益を確保している。これが買い安心感につながっている。今年4月から始まる電力小売りの全面自由化では関連銘柄の最右翼だ。一般家庭向けや小規模店舗向けなど市場の裾野の広がりに伴い、8兆円規模ともいわれる巨大市場の創出が試算されており、そのなか同社が強みとするスマートメーター需要の急拡大が予想され、株価も先高期待が強まっている。

■クラリオン <6796>  436円  +14 円 (+3.3%)  11:30現在
 2日、クラリオン <6796> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益が前年同期比2.0倍の74.9億円に急拡大して着地したことが買い材料。米州・アジアでカーナビや車載カメラなどの販売が大きく伸びたことが寄与。海外拠点から国内への生産移管も奏功、稼働率向上や円安による採算改善につながった。業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は3円(前期は2円)実施する方針としたことも支援材料。

■アイスタイル <3660>  1,093円  +31 円 (+2.9%)  11:30現在
 2日、アイスタイル <3660> が16年6月期の連結経常利益を従来予想の11.3億円→14.8億円に30.5%上方修正。増益率が75.9%増→2.3倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。海外向けEC・卸事業で中国向け販売が計画を大きく上回るうえ、化粧品クチコミサイト「@cosme(アットコスメ)」の広告収入が想定より伸びることが寄与。

■三菱食品 <7451>  2,936円  +75 円 (+2.6%)  11:30現在
 2日、三菱食品 <7451> が決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比19.3%増の149億円に伸びて着地したことが買い材料。消費増税に伴う駆け込み需要の反動減からの回復で、加工食品や低温食品などの販売が伸び、増収を確保した。通期計画の175億円に対する進捗率は85.2%に達しており、通期上振れを期待する買いが向かった。

■日本新薬 <4516>  4,460円  +20 円 (+0.5%)  11:30現在
 日本新薬<4516>が3日続伸。2日の取引終了後、国産初の核酸医薬品であるデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)治療剤「NS-065」の第1/2相臨床試験について、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験計画届書を提出し臨床試験を開始すると発表しており、新薬への期待感から買いが入っている。DMDは、男児に発症するもっとも頻度の高い遺伝性筋疾患で、ジストロフィンと呼ばれる筋肉の細胞の骨組みを作るタンパク質の遺伝子に変異が起こり、正常なジストロフィンが作られなくなることで、重篤な筋力低下を示すというもの。現在、治療法としては、進行を遅らせるステロイド剤以外に有力なものは存在せず、新たな治療薬の開発が期待されている。日新薬と国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市)が共同研究で見出した「NS-065」は、ジストロフィン遺伝子の一部の遺伝情報を読み飛ばすことで筋機能の改善が期待できるというもので、NCNPで実施された医師主導の早期探索的臨床試験で良好な結果を得たことから、第1/2相臨床試験へ進むことになったとしている。

■IHI <7013>  200円  -47 円 (-19.0%)  11:30現在  東証1部 下落率トップ
 IHI<7013>が大幅続落。2日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の下方修正を発表し、最終赤字に転落する見通しとなったことが嫌気された。売上高は1兆5800億円から1兆5500億円(前期比6.5%増)へ見直し、最終損益は180億円の黒字から300億円の赤字(前期90億8200万円の黒字)へ修正した。同社の業績下方修正は今期3度目。原油安による海外向けガスプロセス案件の受注期ずれや一部工事の進ちょくの遅れなどの影響で、資源・エネルギー・環境事業が計画を下回る。さらに、前年度に発生したトルコのイズミット湾横断橋建設工事の足場(キャットウォーク)落下事故などに伴う工事遅延により請求される可能性のある契約納期遅延費用を特別損失として計上する。この業績修正を受け、3円を予定していた期末配当は無配とし年間ベースでは3円配当(前期比3円減)となる。

■フジミインコ <5384>  1,263円  -213 円 (-14.4%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 フジミインコーポレーテッド<5384>が急落。同社は2日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の340億円から317億円(前期比3.4%減)へ、営業利益を41億円から32億円(同22.5%減)へ、純利益を31億円から24億円(同35.0%減)へ下方修正、これを嫌気している。一般工業用研磨材の需要減退が想定を超えて推移している。

■神戸製鋼所 <5406>  97円  -16 円 (-14.2%)  11:30現在  東証1部 下落率3位
 神戸製鋼所<5406>が大幅続落。2日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の下方修正を発表し最終赤字に転落することが嫌気されている。売上高は1兆8700億円から1兆8400億円(前期比2.5%減)へ見直したほか、営業利益は900億円から650億円(同45.6%減)へ、最終損益は200億円の黒字から200億円の赤字(前期は865億4900万円の黒字)へ修正した。鋼材販売価格が低下しているほか、油圧ショベルの販売台数が想定を下回っている。さらに中国での建設機械関連事業で特別損失を計上する。今期の期末配当は無配(前期は2円)とし、年間ベースでは2円配当(前期比2円減)となる。

■TOA <6809>  1,067円  -144 円 (-11.9%)  11:30現在  東証1部 下落率5位
 2日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が24%減益で着地・10-12月期も39%減益」が嫌気された。
 TOA <6809> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比23.7%減の21.2億円に減り、通期計画の48億円に対する進捗率は44.3%にとどまり、5年平均の53.9%も下回った。
  ⇒⇒TOAの詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 雑貨屋ブルドッグ <3331>  104円  +30 円 (+40.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ジェイテック <2479>  248円  +50 円 (+25.3%) ストップ高   11:30現在
 システクアイ <2345>  926円  +150 円 (+19.3%) ストップ高   11:30現在
 ブイキューブ <3681>  1,049円  +150 円 (+16.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ETFSニケ <1694>  1,359円  0 円 (0.0%) ストップ高   11:30現在
 以上、5銘柄

●ストップ安銘柄
 エスポア <3260>  460円  -100 円 (-17.9%) ストップ安   11:30現在
 イード <6038>  815円  -150 円 (-15.5%) ストップ安   11:30現在
 以上、2銘柄

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