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【市況】11時時点の日経平均は大幅続落、NTTデータや横河電が逆行高


11時00分現在の日経平均株価は17139.19円(前日比611.49円安)で推移している。足元で底堅さが意識されていた原油先物相場が再び30ドルを割り込んだことが嫌気され、2日の米国市場ではNYダウが295ドル安となった。為替相場も1ドル=119円台まで円高方向に戻しており、本日の日経平均はこうした流れを受けて253円安からスタートした。その後、原油価格が時間外取引で下落していることが影響し、日経平均は下げ幅を600円超に拡大した。東証1部銘柄の96%が下落する全面安の展開となっている。

個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ソフトバンクグ<9984>、ソニー<6758>など売買代金上位は全般軟調。トヨタ自<7203>、マツダ<7261>、富士重<7270>、ホンダ<7267>といった自動車株や、三菱商事<8058>、三井物産<8031>など大手商社株の下げが目立つ。前日決算発表した野村<8604>やカシオ<6952>は10%を超える下げに。また、通期業績予想を下方修正したIHI<7013>や神戸鋼<5406>、FUJIMI<5384>などが東証1部下落率上位となっている。一方、日経平均構成銘柄ではNTTデータ<9613>、横河電<6841>、中外薬<4519>などが上昇。また、レンゴー<3941>、東亜ディーケー<6848>、GSユアサ<6674>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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