【市況】ETF売買動向＝2日大引け、全銘柄の合計売買代金3037億円

　2日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比25.1％減の3037億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同23.1％減の2794億円だった。

　個別では東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、ダイワ銀行上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1648> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が28.34％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が6.26％高、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> が3.10％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は11.68％安、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は8.34％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は6.93％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は6.23％安、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> は5.02％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が114円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2194億6700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均3062億8800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が201億200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が139億6600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が95億5900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が41億5300万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が30億5900万円の売買代金となった。


株探ニュース