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【材料】三菱UFJなどメガバンクの軟調目立つ、欧州で金融株売り波及も個人が買い向かう

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のメガバンク3社の株価が軟調、いずれも今日で4日続落と下値模索の動きを強めている。「前日の欧州株市場ではイタリアの銀行株がデフォルト懸念を背景に大きく売られるなど、金融株に対する不安が浮上、これが邦銀にも波及するかたちとなった」(国内ネット証券大手)という。

 これまで、中国株安や原油安がリスクオフの象徴に挙げられていたが、金融システム不安については希薄との見方が市場では強かっただけに、全般の地合い悪化を助長している。ただ、国内メガバンクの収益への直接的な影響は現時点では考えにくいこともあって、下値では「個人投資家がリバウンド狙いで押し目を拾う動きが活発化している」(同)という。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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