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【市況】NY株式:ダウは50ドル安、利益確定の売りが広がる


24日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は50.44ドル安の17552.17、ナスダックは2.56ポイント高の5048.49で取引を終了した。午後1時までの短縮取引で閑散取引となる中、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、原油相場も堅調推移となったものの、相場への影響は限定的で、前日までの上昇を受けて利益確定の売りが広がり、小動きとなった。セクター別では、運輸や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で耐久消費財・アパレルやエネルギーが下落した。

スポーツ用品のナイキ(NKE)は昨日の取引終了後に1対2の株式分割を実施したが、下落。ホテル経営のハイアットホテルズ(H)は決済システムがハッキングされたことが明らかとなり、軟調推移。クラウドベースの顧客管理ソフトなどのセールス・フォース(CRM)は決済アプリなどを手掛けるスティールブリックの買収を発表し、小幅下落。終盤となっている年末商戦への警戒感からアクセサリーのフォッシル(FOSL)や革製品のコーチ(COH)、アパレルのギャップ(GPS)などが軟調推移となった。

明日、25日はクリスマスの祝日で米国株式市場は休場となる。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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