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【材料】ヤマハ発動機が続伸、インドネシア市場の回復を織り込むには時期尚早と考えると解説

 ヤマハ発動機<7272>が続伸。国内外の証券会社から同社の中計に関するリポートが相次いでリリースされている。

 野村証券は、今回の中期計画の期間中の配当性向の目安が30%と従来から引き上げられた点は、株主還元の観点から評価できるとし、事業面では、既に高収益を実現しているマリン事業や、再参入後にモデル投入や販売力の強化を進めるROV(Recreational Off‐highway Vehicle)事業の拡大は実現可能性が高いと考えると解説。ただ、中期的にインドネシア市場に潜在力があるとの見方に異論はないものの、現時点では市場回復を織り込むには時期尚早と考えると解説。「規模に勝る競合メーカーがいる中で、技術力やブランド力を活かし、先行投資をこなしながら利益増を実現できるか今後の進捗を確認したい」との見解を示している。
《MK》

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