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2015年12月15日11時40分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:インベスC、サンバイオ、くら、ペプドリ

■インベスターズクラウド <1435>  4,240円  +350 円 (+9.0%) 一時ストップ高   11:30現在
 3日に東証マザーズ市場に新規上場したインベスターズクラウド<1435>が新値追い。同社は14日、民泊向けリノベーションサービスを開始すると発表。大阪府や東京・大田区で一定のルールのもと事業が認められるなど民泊に向けた動きが活発化するなか、今後の需要拡大などが期待されているようだ。同社は中古マンションのリノベーションサービス「スマリノ」で、民泊向けリノベーションサービスに関する問い合わせ窓口を開設。物件探しから施工企画などの相談を受け付ける。

■サンバイオ <4592>  1,250円  +77 円 (+6.6%)  11:30現在
 サンバイオ<4592>が急伸。14日取引終了後、16年1月期第3四半期累計(2~10月)の連結決算を発表。売上高は10億9900万円(前年同期比64.8%減)、営業損益は5億6600万円の赤字(前年同期24億1100万円の黒字)、最終損益は4億7000万円の赤字(同19億1300万円の黒字)だった。売上高の大幅減少は前期の大日本住友製薬<4506>との共同開発契約締結に伴う契約一時金の反動であり、損益の赤字は新薬の研究開発コストによるもので、いずれも織り込み済み。株価は12月に入り底入れの動きをみせていたが、決算通過で改めて買いが優勢となっている。「同社株はバイオ関連のなかでも信用買い残が少なく需給面で軽い。みずほ証券が14日付けでレーティング『中立』、目標株価1670円が継続していることも買い安心感を誘ったようだ」(国内準大手証券)と指摘されていた。

■くらコーポレーション <2695>  4,515円  +260 円 (+6.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 くらコーポレーション<2695>が続伸。11日に発表した16年10月期決算の連続増収増益見通しを受けて、いちよし経済研究所が投資判断「A」、フェアバリューを5000円から5700円へ引き上げたことが好材料視されている。商品力の強化などで引き続き業績は順調に推移するという見方を継続するほか、海外子会社も着実に推移している点を評価。16年10月期の営業利益予想を67億円から68億円(会社予想60億8000万円)へ、17年10月期を同69億円から72億円へ引き上げている。

■ケーヒン <7251>  2,108円  +117 円 (+5.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 14日、ケーヒン <7251> が赤字基調が続いている国内事業体質の強化策を発表したことが買い材料視された。生産・品質体制強化に向けた配置転換と業務の徹底した見直しを実施するほか、16年4月1日時点で46歳以上の正規従業員を対象に400人程度の早期退職者を募集する。固定費削減による競争力強化や採算改善を期待する買いが向かった。

■ペプチドリーム <4587>  3,250円  +140 円 (+4.5%)  11:30現在
 ペプチドリーム<4587>が急伸。14日の取引終了後、米ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMS)社との共同研究開発プロジェクトにおいて、4つ目のリードペプチドを獲得したと発表しており、今後の業績への寄与が期待されている。リードペプチドとは、共同研究開発先と合意している生物活性や物性など満たしたペプチドのこと。今回、新たなリードペプチドを獲得したことで、ペプドリはあらかじめ設定していたマイルストーンフィーを受け取ることになる。BMS社との契約では、該当するリードペプチドの独占開発権および販売権などをBMS社が保有し、ペプドリは共同研究開発費や、研究開発の進捗に応じてあらかじめ設定しているマイルストーンフィー、さらに上市後には売上高に応じたロイヤルティーを受け取ることになるという。なお、マイルストーンフィーの金額は非開示となっている。

■正栄食品工業 <8079>  1,438円  +58 円 (+4.2%)  11:30現在
 正栄食品工業<8079>が反発。同社は14日の取引終了後、16年10月期の連結業績予想を発表。売上高は1100億円(前期比3.0%増)、営業利益は36億円(同7.4%増)、純利益は24億円(同7.8%減)を見込んでいる。海外乳製品の取扱いを大幅に増加させたことで乳製品・油脂類は堅調に推移、乾果実・缶詰類も中国産のナッツ、シード類が、欧州を中心に輸出が伸びており、15年10月期は連結売上高1067億4800万円(前の期比8.6%増)、営業利益33億5200万円(同33.7%増)、最終利益26億200万円(同55.2%増)と大幅な増益となっている。今期はメーカー機能を有する製菓原材料の専門商社として、広く食材を求めて、国内外の成長市場への提案営業と経営基盤の強化に取り組んでいく。

■ユナイテッド <2497>  2,025円  +76 円 (+3.9%)  11:30現在
 ユナイテッド<2497>が大幅続伸。この日10時15分ごろ、持ち分法適用関連会社であるソーシャルワイヤー<3929>の公開価格が14日、1600円に決定したことにより、第3四半期業績で関係会社株式の売却による利益2億9600万円を計上する見込みとなったと発表しており、これを好感した買いが入っている。ソーシャルワイヤの上場に伴う売り出しに売出人の一社として参加し、保有する株式の一部である24万株を売却する。なお、この売却により、ソーシャルワイヤはUNITEDの持ち分法適用の範囲から除外されることになる。

■セリア <2782>  5,340円  +200 円 (+3.9%)  11:30現在
 セリア<2782>が逆行高。国内大手証券会社からポジティブな内容のリポートが買い手掛かり材料になっているようだ。SMBC日興証券からセリアの投資評価「1」、目標株価5900円でカバレッジ開始とのリポートがリリースされた。「トップラインの伸びと強固な利益体質による中長期的な事業拡大に期待、成長を支えるのは、他社の追随を許さない徹底した在庫管理」としている。株価位置はチャート上でも、8月17日に記録した高値6290円から11月13日に記録した安値4410円まで調整局面があったが、本日の上昇で75日移動平均線を上抜きトレンド形状が良くなってきている。

■日本商業開発 <3252>  1,834円  +64 円 (+3.6%)  11:30現在
 14日、日本商業開発 <3252> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の39億円→55億円に41.0%上方修正。増益率が30.6%増→84.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。主力の不動産投資事業で利益率の高い物件を売却することが収益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の35円→45円(前期は30円)に増額修正した。前日終値ベースの期末配当利回りが2.54%に上昇し、配当取りを狙う買いも向かった。

■モリタホールディングス <6455>  1,398円  +36 円 (+2.6%)  11:30現在
 モリタホールディングス<6455>が悪地合いの間隙を縫って4日続伸。大型はしご車で高シェアを持つ消防ポンプ車のトップメーカー。消防法の施行令改正に伴い、従来の水道連結型スプリンクラーから薬剤で消化を行う次世代機「スプリネックス」に需要がシフト、これを商機としてとらえている。また、前週末11日にフィンランドの消防車メーカーではしご付消防車の世界トップであるブロント・スカイリフトを104億円で買収、海外事業加速による業容拡大にも期待が高まっている。

■共立メンテナンス <9616>  9,660円  +190 円 (+2.0%)  11:30現在
 共立メンテナンス<9616>が反発。SMBC日興証券が共立メンテナンスを投資評価「1」、目標株価1万2000円で新規カバレッジ開始したことが注目された。同証券のアナリストはリポートで「ホテル大手では最も成長余地が大きい。年率20%の利益成長を予想」と高く評価しているようだ。同社株は、インバウンド関連テーマ株として買われてきた経緯があるが、最近はインバウンド関連で買われた銘柄にも、株価が業績見通しを織り込んでしまい下落する銘柄も出始めている。同じテーマでも銘柄選別が必要な時期に、こうしたリポートが買い気を刺激している可能性がある。

■日本電信電話 <9432>  4,651円  +65 円 (+1.4%)  11:30現在
 NTT<9432>が反発。国内大手証券アナリストがポジティブな内容のリポートをリリースした。SMBC日興証券がNTTの目標株価を5000円から6000円に引き上げ、投資評価を「2」から「1」へ格上げしたことが確認されている。同証券のアナリストは「中期計画はより高い業績目標へ、グローバルTop Tierに成長できる体制への移行が課題、5年後には営業利益は5割増の2兆円超と予想」とリポートで紹介。大胆でポジティブな内容のレポートに、投資家は積極的にマインドが傾いたようだ。テクニカル分析的にも75日移動平均線で反発するなど、自律反発の領域に入ってたこともタイミングが良かったようだ。

■TASAKI <7968>  1,696円  +21 円 (+1.3%)  11:30現在
 14日、TASAKI <7968> が決算を発表。15年10月期の連結経常利益は前の期比60.9%増の24.3億円に拡大して着地。続く16年10月期も前期比16.2%増の28.3億円に伸びる見通しとなったことが買い材料。今期も百貨店への新規出店などで主力ブランドの販売が伸び、14.5%の大幅増収を見込む。高級腕時計の拡充に加え、値上げ効果や生産性向上による採算改善も増益に貢献する。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の45円に増配する方針とした。前日終値ベースの配当利回りが2.69%に上昇し、配当取りを狙う買いも向かった。

■バローホールディングス <9956>  2,798円  +18 円 (+0.7%)  11:30現在
 14日、バローHD <9956> が発行済み株式数の1.08%にあたる56万株(金額で14億2480万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。創業家である株主などが保有株の一部を売却する意向を示したことに対応する。公開買い付け期間は12月15日から16年1月19日まで。買い付け価格は前日終値を9.89%下回る2505円。

■シーエスロジネット <2710>  309円  +80 円 (+34.9%) ストップ高   11:30現在
 14日、CSロジ <2710> [JQ]がヒューレット・パッカード社の光メディア製品(DVD-R、CD-Rなど)の国内独占販売を来年1月から開始すると発表したことが買い材料。ヒューレット・パッカード社のブランド「hp」の光メディア製品について、同社親会社テクタイトが総輸入元として契約し、同社は国内における総販売元となる。同社はレンタル店や家電量販店などの販売ルートや全国各地の営業網を活用し、「hp」ブランドの販売を展開することで事業領域の拡大を図る。

●ストップ高銘柄
 シーエスロジネット <2710>  309円  +80 円 (+34.9%) ストップ高   11:30現在
 ラクーン <3031>  450円  +80 円 (+21.6%) ストップ高   11:30現在
 インフォテリア <3853>  713円  +100 円 (+16.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 モルフォ <3653>  5,520円  +705 円 (+14.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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