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2015年12月11日15時36分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):沢井製薬、象印、村田製、富士通

■沢井製薬 <4555>  8,040円  +160 円 (+2.0%)  本日終値
 沢井製薬<4555>が続伸。岩井コスモ証券は10日、同社株の投資判断「A」と目標株価9700円を継続した。政府は、「ジェネリック医薬品の数量シェア目標を17年央に70%以上、18年度から20年度の早い時期に80%以上にする」との方針を打ち出しており、同社は業界大手企業としての強みを発揮するとみている。同証券では、16年3月期の連結純利益は前期比15%増の162億円(会社予想155億円)、17年3月期は同175億円と連続最高益を予想している。

■象印マホービン <7965>  1,861円  +37 円 (+2.0%)  本日終値
 象印マホービン<7965>が小幅高。ドイツ証券は同社についてリポートをリリース。15~16年度の大幅増益の見通しは従来と変わらず、としたうえで、注目点は中期的な成長に向けて、炊飯器やステンレスポットの生産能力をさらに拡大できるかどうかと指摘。海外を含めれば同社製品に対する需要は旺盛であるとみて、今後、会社が示す中期的な方向性を見極めたいとの見解を示している。レーティングは「ホールド」を継続し、目標株価は1800円から1900円へ引き上げている。

■村田製作所 <6981>  19,295円  +325 円 (+1.7%)  本日終値
 村田製作所<6981>、日東電工<6988>が反発。日本の電子部品メーカーはその商品競争力の高さから、世界的にハイエンド化が進むスマートフォンやIT化が進展する自動車向けで高水準の需要をとらえている。中国の景気減速が観測されるなかで、株価は夏場から秋口にかけて大きく売られたが、実際は高機能スマホの普及拡大や自動車の安全支援システムなど自動化の流れが強い追い風となっている。村田製は主力の積層セラミックコンデンサーや表面波フィルターなどを中心に想定以上の受注の伸びが観測されているほか、日東電も高付加価値フィルムがスマホの薄型化で需要を確保し、車載用テープも収益を押し上げている。両社とも16年3月期は営業2ケタ増益を見込むが、一段の増額修正期待が底流している。

■キッコーマン <2801>  4,005円  +60 円 (+1.5%)  本日終値
 キッコーマン<2801>が4日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券は11日、同社株の投資判断を「売り」から「中立」へ引き上げた。目標株価は3100円から3700円に見直している。継続的な円安による業績押し上げ効果や北米事業の利益率上昇を伴う事業拡大、それに堅実な財務戦略が想定以上に顕在化した、とみている。また、持ち合い株解消に伴う継続的な自社株取得の実施も予想している。16年3月期の連結営業利益は320億円(会社予想312億円)と増額含みで、17年3月期は370億円、18年3月期は402億円と増益基調が続くと見込んでいる。

■日本精機 <7287>  2,429円  +36 円 (+1.5%)  本日終値
 日本精機<7287>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が10日付でレーティング「オーバーウエート」継続、目標株価を2800円から3000円に引き上げた。海外メーカー向けを中心としたメーター、HUD(ヘッドアップディスプレイ)拡販での生産台数増加による増収効果などを評価、今16年3月期通期連結営業利益で会社側計画の180億円(前期実績164億3600万円)に対して従来予想の178億円から191億円へ、来期予想を203億円から214億円へ引き上げている。

■富士通 <6702>  657.8円  +9.1 円 (+1.4%)  本日終値
 富士通<6702>が反発。同社は10日、北里大学東洋医学総合研究所と共同で触診時の漢方医師の触感をデータ化するグローブ型触感センサーを開発したことを発表した。一般に、漢方で病変や体調を知るための触診は医師固有の知識や経験に基づくため、診断内容をほかの医師が客観的に把握するためのデータの作成が困難だった。今回、診察時の手触り感を損ねない程度に柔軟な薄膜圧力センサーを開発。センサーを指の腹に装着し、触診時に医師が触った感覚を数値化した圧力データと医師の手の軌跡を連動させることで触感を定量化し、データとして記録することが可能になった。これにより漢方専門医の触診を大量に蓄積・客観化して医師の触診支援に繋げるとともに、未病の発見に貢献できることが可能になる。今後、センサー感度のさらなる向上や手のひらなど圧力センサーの適用範囲拡大を検討し、医師の触診の支援に繋げていく。

■サントリBF <2587>  5,160円  +60 円 (+1.2%)  本日終値
 サントリー食品インターナショナル<2587>が続伸。同社は10日の取引終了後、新たな子会社として総合飲料サービス提供事業を行うサントリービバレッジソリューションを設立することを発表した。これは子会社のサントリーフーズが運営する自動販売機事業、ファウンテン事業及びウォーター事業を新会社へ継承し、16年4月1日から運営を開始するもので、経営効率の向上とともに新たな商品・サービスの開発を行い、より高い付加価値を提供していく。

■MonotaRO <3064>  3,390円  +35 円 (+1.0%)  本日終値
 MonotaRO<3064>が反発。同社は工具・工場用品のネット販売を主力としているが、取扱商品を拡大する一方でネットなどを使った広告宣伝効果で新規顧客の開拓が進み、顧客単価も上昇、業績は好調な推移を続けている。10日取引終了後に発表した11月度の月次売上高は、前年同月比27.3%増の49億600万円となった。引き続き好調で伸び率は前月を上回っており、これを好感する買いが優勢となった。

■広島銀行 <8379>  679円  +7 円 (+1.0%)  本日終値
 広島銀行<8379>が反発。マイナススタートで始まったものの、安寄り後は買いが優勢の展開。SMBC日興証券では、16年3月期業績は、資金利益や貸出金利息は微減益が続くものの、低水準の与信費用や有価証券売却益に支えられる形で、全体では過去最高益を確保する見通しと指摘。貸出はアパートローンが強く、海運も堅調とみて、株主還元については、業績連動配を採用する中、当面は自社株取得よりも配当を優先すると予想。レーティング「2」と目標株価650円を継続している。

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