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【材料】電力株が軒並み高、原油市況下落でコスト改善効果見込む

 東京電力<9501>が一時12円高の765円に買われたほか、関西電力<9503>、東北電力<9506>など電力セクターが軒並み高、電力卸を主力とするJ-POWER<9513>なども上値を指向している。

 全体相場は市場参加者が減少傾向にあるところに仕掛け的な売りが入り、買い手控えムードが漂っている。そのなかで「電力株は原油安によるコスト低下メリットが見込まれるほか、足もとの円高もプラス材料。全般手詰まり感の漂うなか、消去法的に個人投資家の物色資金が向かっている」(国内準大手証券)という。個人投資家の短期売買の対象となりやすい東電は、10月下旬に870円台で戻り高値をつけてから2カ月近い調整局面を経ており、信用買い残の整理進捗とともに値ごろ感も意識されている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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