【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):オープンH、サイバダイン、あいHD、ネクソン
■神鋼環境ソリューション <6299> 609円 +80 円 (+15.1%) 本日終値
神鋼環境ソリューション<6299>が大幅続伸。前週末13日の取引終了後、ユーグレナ(食品原料)の製造・販売開始に向けて「営業開始届書」を神戸市保健所に提出したと発表しており、今後の事業展開への期待感が買いにつながっているようだ。同社では昨年9月に技術研究所内に閉鎖型の1立方メートルの培養槽を設置し、従属栄養培養方式によるユーグレナの生産性向上の検討を行ってきた。最近では、流加培養の採用により、ユーグレナの生産性を2倍化(同社比)させているが、今回、食品原料としての安定的な品質および安全性の維持を目的とした設備へと改造し、「営業開始届書」を提出。これまで協議を進めてきた企業へ、安定的に製造・販売できるようにするという。さらに今後は、化粧品などその他の分野への適用についても検討を行い、事業化に向けた取り組みを進めるとしており、ユーグレナ関連事業の拡大への期待感が強まっているようだ。
■オープンハウス <3288> 2,286円 +266 円 (+13.2%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
13日、オープンH <3288> が決算を発表。15年9月期の連結経常利益は前の期比57.5%増の202億円に拡大して着地。続く16年9月期も前期比18.3%増の240億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は戸建て住宅や不動産流動化物件の販売が大きく伸びるうえ、1月に買収したアサカワホームの業績が通期フル寄与し、33.8%の大幅増収を見込む。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比10円増の40円に増配する方針とした。前日終値ベースの予想PERが9.5倍→7.4倍に低下し、割安感がさらに強まったことも買い気を誘った。
■じげん <3679> 703円 +61 円 (+9.5%) 本日終値
13日に決算を発表。「上期経常が41%増益で着地・7-9月期も58%増益」が好感された。じげん <3679> [東証M] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比41.0%増の7.1億円に拡大し、通期計画の15.4億円に対する進捗率は前年同期の41.0%を上回る46.4%に達した。
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■CYBERDYNE <7779> 1,640円 +114 円 (+7.5%) 本日終値
CYBERDYNE<7779>が急反発。同社は先週末、16年3月期第2四半期累計決算を発表。営業損益は前年同期の7億5600万円の赤字から5億3000万円の赤字に縮小。国内大手証券では、HAL医療用の保険適用、HAL腰タイプの普及が実を結びつつあり、HAL機能強化のための投資(スーパーコンピュータ開発企業など)の進展を確認できたと指摘。日本での薬事承認の確度が高まったとみて、レーティング「バイ」を継続。目標株価を2100円から2300円に引き上げている。
■あい ホールディングス <3076> 3,250円 +210 円 (+6.9%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
あいホールディングス<3076>が大幅反発、上場来高値を更新した。きょうは、大和証券がポジティブなリポートをリリースしたことが確認されている。同証券は、同社の16年6月期第1四半期連結営業利益18億4400万円(前年同期比15.2%増)について、想定並みの着地と指摘。監視カメラなどが好調で、来期以降の業績拡大確度が高まっているとの見方で、投資判断「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は2820円から3350円へ引き上げられた。
■ネクソン <3659> 1,761円 +112 円 (+6.8%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
ネクソン<3659>が急反発。同社は13日引け後、15年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、そのうち第3四半期(7~9月)の業績が従来予想を上回ったため、好感されているようだ。7~9月期の連結営業利益は184億3600万円と、従来予想の143億3500万円~172億5400万円を上回って着地した。主力ゲームタイトルの中国地域での売上収益が想定を上回ったこと及び為替レートが当初の想定よりも韓国ウォン安に進み、為替差益が生じたこと等が寄与した。同時に開示した通期の連結業績は、売上収益が1845億800万円~1873億1200万円(前期比6.7%増~8.3%増)、営業利益は616億6600万円~638億500万円(同35.5%増~40.2%増)を見込んでいる。
■阿波銀行 <8388> 722円 +42 円 (+6.2%) 本日終値
13日、阿波銀 <8388> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.65%にあたる380万株(金額で30億円)を上限に、16日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は13日終値の680円)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。同時に、16年3月期の連結経常利益を従来予想の198億円→208億円(前期は211億円)に5.1%上方修正。また、創業120周年を記念して今期の年間配当を従来計画の9円→12円(前期は9円)に増額修正したことも支援材料。
■朝日インテック <7747> 5,310円 +270 円 (+5.4%) 本日終値
13日、朝日インテク <7747> [東証2]が決算を発表。16年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比45.0%増の32億円に拡大して着地したことが買い材料。PTCAガイドワイヤーや貫通カテーテルの販売が好調だったメディカル事業が収益を牽引した。医療・産業部材が伸びたデバイス事業や円安による収益押し上げ効果も大幅増益に貢献した。上期計画の43.5億円に対する進捗率は73.6%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■メニコン <7780> 2,914円 +133 円 (+4.8%) 本日終値
13日、メニコン <7780> が決算を発表。16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が23.1億円で着地。通期計画の31.7億円に対する進捗率は72.9%となったことが買い材料。主力の国内コンタクトレンズ事業で定額制会員システム「メルスプラン」の会員が増加したうえ、コンタクトレンズの販売も伸びたことが寄与。製造原価の低減や販管費の効率化も利益を押し上げた。
株探ニュース
神鋼環境ソリューション<6299>が大幅続伸。前週末13日の取引終了後、ユーグレナ(食品原料)の製造・販売開始に向けて「営業開始届書」を神戸市保健所に提出したと発表しており、今後の事業展開への期待感が買いにつながっているようだ。同社では昨年9月に技術研究所内に閉鎖型の1立方メートルの培養槽を設置し、従属栄養培養方式によるユーグレナの生産性向上の検討を行ってきた。最近では、流加培養の採用により、ユーグレナの生産性を2倍化(同社比)させているが、今回、食品原料としての安定的な品質および安全性の維持を目的とした設備へと改造し、「営業開始届書」を提出。これまで協議を進めてきた企業へ、安定的に製造・販売できるようにするという。さらに今後は、化粧品などその他の分野への適用についても検討を行い、事業化に向けた取り組みを進めるとしており、ユーグレナ関連事業の拡大への期待感が強まっているようだ。
■オープンハウス <3288> 2,286円 +266 円 (+13.2%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
13日、オープンH <3288> が決算を発表。15年9月期の連結経常利益は前の期比57.5%増の202億円に拡大して着地。続く16年9月期も前期比18.3%増の240億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は戸建て住宅や不動産流動化物件の販売が大きく伸びるうえ、1月に買収したアサカワホームの業績が通期フル寄与し、33.8%の大幅増収を見込む。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比10円増の40円に増配する方針とした。前日終値ベースの予想PERが9.5倍→7.4倍に低下し、割安感がさらに強まったことも買い気を誘った。
■じげん <3679> 703円 +61 円 (+9.5%) 本日終値
13日に決算を発表。「上期経常が41%増益で着地・7-9月期も58%増益」が好感された。じげん <3679> [東証M] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比41.0%増の7.1億円に拡大し、通期計画の15.4億円に対する進捗率は前年同期の41.0%を上回る46.4%に達した。
⇒⇒じげんの詳しい業績推移表を見る
■CYBERDYNE <7779> 1,640円 +114 円 (+7.5%) 本日終値
CYBERDYNE<7779>が急反発。同社は先週末、16年3月期第2四半期累計決算を発表。営業損益は前年同期の7億5600万円の赤字から5億3000万円の赤字に縮小。国内大手証券では、HAL医療用の保険適用、HAL腰タイプの普及が実を結びつつあり、HAL機能強化のための投資(スーパーコンピュータ開発企業など)の進展を確認できたと指摘。日本での薬事承認の確度が高まったとみて、レーティング「バイ」を継続。目標株価を2100円から2300円に引き上げている。
■あい ホールディングス <3076> 3,250円 +210 円 (+6.9%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
あいホールディングス<3076>が大幅反発、上場来高値を更新した。きょうは、大和証券がポジティブなリポートをリリースしたことが確認されている。同証券は、同社の16年6月期第1四半期連結営業利益18億4400万円(前年同期比15.2%増)について、想定並みの着地と指摘。監視カメラなどが好調で、来期以降の業績拡大確度が高まっているとの見方で、投資判断「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は2820円から3350円へ引き上げられた。
■ネクソン <3659> 1,761円 +112 円 (+6.8%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
ネクソン<3659>が急反発。同社は13日引け後、15年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、そのうち第3四半期(7~9月)の業績が従来予想を上回ったため、好感されているようだ。7~9月期の連結営業利益は184億3600万円と、従来予想の143億3500万円~172億5400万円を上回って着地した。主力ゲームタイトルの中国地域での売上収益が想定を上回ったこと及び為替レートが当初の想定よりも韓国ウォン安に進み、為替差益が生じたこと等が寄与した。同時に開示した通期の連結業績は、売上収益が1845億800万円~1873億1200万円(前期比6.7%増~8.3%増)、営業利益は616億6600万円~638億500万円(同35.5%増~40.2%増)を見込んでいる。
■阿波銀行 <8388> 722円 +42 円 (+6.2%) 本日終値
13日、阿波銀 <8388> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.65%にあたる380万株(金額で30億円)を上限に、16日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は13日終値の680円)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。同時に、16年3月期の連結経常利益を従来予想の198億円→208億円(前期は211億円)に5.1%上方修正。また、創業120周年を記念して今期の年間配当を従来計画の9円→12円(前期は9円)に増額修正したことも支援材料。
■朝日インテック <7747> 5,310円 +270 円 (+5.4%) 本日終値
13日、朝日インテク <7747> [東証2]が決算を発表。16年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比45.0%増の32億円に拡大して着地したことが買い材料。PTCAガイドワイヤーや貫通カテーテルの販売が好調だったメディカル事業が収益を牽引した。医療・産業部材が伸びたデバイス事業や円安による収益押し上げ効果も大幅増益に貢献した。上期計画の43.5億円に対する進捗率は73.6%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■メニコン <7780> 2,914円 +133 円 (+4.8%) 本日終値
13日、メニコン <7780> が決算を発表。16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が23.1億円で着地。通期計画の31.7億円に対する進捗率は72.9%となったことが買い材料。主力の国内コンタクトレンズ事業で定額制会員システム「メルスプラン」の会員が増加したうえ、コンタクトレンズの販売も伸びたことが寄与。製造原価の低減や販管費の効率化も利益を押し上げた。
株探ニュース