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【市況】13日の株式相場見通し=高値警戒感から利益確定売り先行

 13日の東京株式市場は、前週の日経平均株価が合計713円高と急上昇したことに対する高値警戒感から反動の利益確定売りが当然予想される。ただ、12日の米株式市場でNYダウ平均株価が7日続伸と堅調だったこともあり、売り買いが拮抗する場面もありそうだ。
 12日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比47.37ドル高の1万7131.86ドルと7日続伸し、8月19日以来約2カ月ぶりの水準を回復した。米金利の引き上げ開始が先送りになるとの見方が一段と強まり買いが優勢となった。ただ、12日はコロンバスデーの祝日にため、外国為替や債券市場が休場だったことや、7~9月期決算発表の本格化を前にして、売買高は盛り上がりに欠ける展開となった。ナスダック総合株価指数は、前日比8.173ポイント高の4838.643と4日続伸した。
 13日早朝の東京外国為替市場は1ドル=120円を挟んでの小幅な値動きとなっている。
 日程面では、9月14~15日に開催した日銀金融政策決定会合議事要旨、中国9月の貿易収支に注目。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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