【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ドンキHD、高島屋、日産自、ANAHD
■ドンキHD <7532> 4,805円 +105 円 (+2.2%) 本日終値
ドンキホーテホールディングス<7532>やマツモトキヨシホールディングス<3088>などインバウンド消費関連が買われている。中国の大型連休である国慶節が1日にスタートしたことで、訪日中国人による爆買いへの期待感が強まっている。中国の景気減速への警戒感などから、国慶節商戦を不安視する声も一部では聞かれたものの、秋葉原などで訪日中国人による「爆買い」が伝わっており、不安は薄らいでいるようだ。
■高島屋 <8233> 991円 +15 円 (+1.5%) 本日終値
高島屋<8233>が3日続伸。1日の取引終了後に発表した9月度の店頭売上速報で、高島屋単体と国内百貨店子会社を含む17店合計の売上高は前年同月比3.9%増と6カ月連続で前年実績を上回っており、これを好感した買いが入っている。前年に比べて休日が1日多かったことで、紳士雑貨や婦人雑貨、特選衣料雑貨、宝飾品、子供服ホビー、リビング用品、美術品、食料品、食堂などが伸長した。特にインバウンド需要の高い婦人雑貨や特選衣料雑貨、宝飾品が大きく伸長した。なお、免税販売額は前年比3倍弱となった。
■日産自動車 <7201> 1,167.5円 +17.5 円 (+1.5%) 本日終値
ゴールドマン・サックス証券の自動車セクターのリポートでは、中国が小型自動車取得税を10%から5%に減税したことを受け、今回の減税発表は中国に対する過度な悲観論が緩和するきっかけになると指摘。日産自動車<7201>(中国向け24%)、ホンダ<7267>(同14%)、マツダ<7261>(同12%)など中国利益依存度が高い完成車メーカーにポジティブとみて、部品メーカーでもスタンレー電機<6923>(同42%)、テイ・エステック<7313>(同46%)に前向きな動きと解説。中国利益貢献度は10~15%にとどまるものの過去1~2カ月に渡り中国VWの減産懸念で大きく株価がアンダーパフォームしてきたアイシン精機<7259>は、「今回の需要喚起により恩恵を受ける」と予想している。
■ANAホールディングス <9202> 341.8円 +5 円 (+1.5%) 本日終値
ANAホールディングス<9202>が3日続伸。クレディ・スイス証券では、8月までの輸送実績を勘案して、16年3月期第2四半期の国際線輸送は計画を10%以上上回ると予想。国内線ではチャーター便が第2四半期のロードファクターを前年比2%ポイント上昇させ約70%に押し上げるとみて、レーティング「アウトパフォーム」を継続。目標株価を415円から440円に引き上げている。
■アイフル <8515> 461円 +6 円 (+1.3%) 本日終値
アイフル<8515>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、無担保ローン残高の伸びが堅調で貸倒関連の引当率を第1四半期と同程度と仮定、人件費が会社計画比で下振れることを前提として、「16年3月期上期の純利益は会社計画47億円に対して上振れる」と予想。また、業界全体に関しては、10月に入りテレビCMのクールが変わり、一部の大手司法書士事務所で広告出稿量を減らしたことから、今後の利息返還請求件数の減少速度に対して市場の期待が高まる可能性も考えられると解説。レーティングの「アンダーウエイト」は継続している。
■エイチーム <3662> 1,634円 +17 円 (+1.1%) 本日終値
エイチーム<3662>は堅調。同社は1日、スマホ向けゲーム「ビッグバンギャラクシー」を世界158カ国のグーグルプレイとApp Storeを通じて配信を開始したことを発表した。「ビッグバンギャラクシー」はフル3Dグラフィックスを用いて宇宙を舞台にした本格SFストラテジーゲーム。プレイヤーは戦艦を操作し、フル3Dで表現された世界で臨場感のあるバトルが体感できる。
■ポーラHD <4927> 7,690円 +70 円 (+0.9%) 本日終値
ポーラ・オルビスホールディングス<4927>は7000円台で底堅い動きが継続、好実態から時価近辺は狙えそうだ。POLAブランドはエイジングケア・ホワイトニング領域での新製品開発を推進、ORBISブランドはブランド再構築の効果が表面化し、今16年3月期は通期連結営業利益で200億円(前期比13.1%増)と2ケタ増益を見込む。POLAの最高峰ブランド「B.A」では新たに6品目を今年8月に投入し、ハイプレステージ化粧品市場の取り組みを強化。加えて成田国際空港内の総合免税店にはライフスタイルコスメブランド「THREE」を4月に出店しており、訪日旅行客向けの販売増にも期待される。
■東レ <3402> 1,064.5円 +9 円 (+0.9%) 本日終値
大和証券がリリースするマンスリーリポートでは、月間参考銘柄の銘柄入れ替えで東レ<3402>を新規採用、リゾートトラスト<4681>を削除したことが確認された。東レはイタリアの化学メーカーを買収するという発表があったばかりで、株価は9月安値から約100円弱上昇しているトレンド。リゾートトラストは株高により、富裕層向け高級ホテル会員権販売が好調で2016年3月期の業績予想を上方修正したものの、8月の業績上方修正発表後は株価が低迷していた。
■ワークマン <7564> 7,070円 +40 円 (+0.6%) 本日終値
1日、ワークマン <7564> [JQ]が月次売上動向(速報)を発表。9月度の既存店売上高は前年同月比10.5%増と3ヵ月連続でプラスとなったことが買い材料視された。シルバーウィーク前までの全国的な気温低下や台風の影響により、靴下・肌着などのインナー類やレインウエア・長靴などの雨具類が好調だった。また、作業手袋や作業靴の販売も伸びた。
株探ニュース
ドンキホーテホールディングス<7532>やマツモトキヨシホールディングス<3088>などインバウンド消費関連が買われている。中国の大型連休である国慶節が1日にスタートしたことで、訪日中国人による爆買いへの期待感が強まっている。中国の景気減速への警戒感などから、国慶節商戦を不安視する声も一部では聞かれたものの、秋葉原などで訪日中国人による「爆買い」が伝わっており、不安は薄らいでいるようだ。
■高島屋 <8233> 991円 +15 円 (+1.5%) 本日終値
高島屋<8233>が3日続伸。1日の取引終了後に発表した9月度の店頭売上速報で、高島屋単体と国内百貨店子会社を含む17店合計の売上高は前年同月比3.9%増と6カ月連続で前年実績を上回っており、これを好感した買いが入っている。前年に比べて休日が1日多かったことで、紳士雑貨や婦人雑貨、特選衣料雑貨、宝飾品、子供服ホビー、リビング用品、美術品、食料品、食堂などが伸長した。特にインバウンド需要の高い婦人雑貨や特選衣料雑貨、宝飾品が大きく伸長した。なお、免税販売額は前年比3倍弱となった。
■日産自動車 <7201> 1,167.5円 +17.5 円 (+1.5%) 本日終値
ゴールドマン・サックス証券の自動車セクターのリポートでは、中国が小型自動車取得税を10%から5%に減税したことを受け、今回の減税発表は中国に対する過度な悲観論が緩和するきっかけになると指摘。日産自動車<7201>(中国向け24%)、ホンダ<7267>(同14%)、マツダ<7261>(同12%)など中国利益依存度が高い完成車メーカーにポジティブとみて、部品メーカーでもスタンレー電機<6923>(同42%)、テイ・エステック<7313>(同46%)に前向きな動きと解説。中国利益貢献度は10~15%にとどまるものの過去1~2カ月に渡り中国VWの減産懸念で大きく株価がアンダーパフォームしてきたアイシン精機<7259>は、「今回の需要喚起により恩恵を受ける」と予想している。
■ANAホールディングス <9202> 341.8円 +5 円 (+1.5%) 本日終値
ANAホールディングス<9202>が3日続伸。クレディ・スイス証券では、8月までの輸送実績を勘案して、16年3月期第2四半期の国際線輸送は計画を10%以上上回ると予想。国内線ではチャーター便が第2四半期のロードファクターを前年比2%ポイント上昇させ約70%に押し上げるとみて、レーティング「アウトパフォーム」を継続。目標株価を415円から440円に引き上げている。
■アイフル <8515> 461円 +6 円 (+1.3%) 本日終値
アイフル<8515>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、無担保ローン残高の伸びが堅調で貸倒関連の引当率を第1四半期と同程度と仮定、人件費が会社計画比で下振れることを前提として、「16年3月期上期の純利益は会社計画47億円に対して上振れる」と予想。また、業界全体に関しては、10月に入りテレビCMのクールが変わり、一部の大手司法書士事務所で広告出稿量を減らしたことから、今後の利息返還請求件数の減少速度に対して市場の期待が高まる可能性も考えられると解説。レーティングの「アンダーウエイト」は継続している。
■エイチーム <3662> 1,634円 +17 円 (+1.1%) 本日終値
エイチーム<3662>は堅調。同社は1日、スマホ向けゲーム「ビッグバンギャラクシー」を世界158カ国のグーグルプレイとApp Storeを通じて配信を開始したことを発表した。「ビッグバンギャラクシー」はフル3Dグラフィックスを用いて宇宙を舞台にした本格SFストラテジーゲーム。プレイヤーは戦艦を操作し、フル3Dで表現された世界で臨場感のあるバトルが体感できる。
■ポーラHD <4927> 7,690円 +70 円 (+0.9%) 本日終値
ポーラ・オルビスホールディングス<4927>は7000円台で底堅い動きが継続、好実態から時価近辺は狙えそうだ。POLAブランドはエイジングケア・ホワイトニング領域での新製品開発を推進、ORBISブランドはブランド再構築の効果が表面化し、今16年3月期は通期連結営業利益で200億円(前期比13.1%増)と2ケタ増益を見込む。POLAの最高峰ブランド「B.A」では新たに6品目を今年8月に投入し、ハイプレステージ化粧品市場の取り組みを強化。加えて成田国際空港内の総合免税店にはライフスタイルコスメブランド「THREE」を4月に出店しており、訪日旅行客向けの販売増にも期待される。
■東レ <3402> 1,064.5円 +9 円 (+0.9%) 本日終値
大和証券がリリースするマンスリーリポートでは、月間参考銘柄の銘柄入れ替えで東レ<3402>を新規採用、リゾートトラスト<4681>を削除したことが確認された。東レはイタリアの化学メーカーを買収するという発表があったばかりで、株価は9月安値から約100円弱上昇しているトレンド。リゾートトラストは株高により、富裕層向け高級ホテル会員権販売が好調で2016年3月期の業績予想を上方修正したものの、8月の業績上方修正発表後は株価が低迷していた。
■ワークマン <7564> 7,070円 +40 円 (+0.6%) 本日終値
1日、ワークマン <7564> [JQ]が月次売上動向(速報)を発表。9月度の既存店売上高は前年同月比10.5%増と3ヵ月連続でプラスとなったことが買い材料視された。シルバーウィーク前までの全国的な気温低下や台風の影響により、靴下・肌着などのインナー類やレインウエア・長靴などの雨具類が好調だった。また、作業手袋や作業靴の販売も伸びた。
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