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【市況】個別銘柄戦略:上半期の業績動向に対する関心は一段と高まる方向へ


米国市場がまちまちの動きとなっているほか、寄り前の外資系証券売買フローは減少、引き続き方向感の定めにくい展開が続こう。先週末上昇の背景となった、追加緩和期待、配当権利落ちの再投資などに対する期待値の低下はやや警戒すべきか。物色の方向性なども引き続き定めにくいところ。米国でバイオ関連株が売られたことで、医薬品株などにマイナスの影響が強まるかは警戒されよう。一方、VWの不正問題に対する過度な警戒感が反映されている自動車関連株などには自律反発の動きも強まる公算。また、全般的に実質下半期相場入りとなったことで、上半期の業績動向に対する関心なども高まろう。各社の決算プレビューレポートなどに関心が向かうとみられる。本日は、長谷工<1808>、大林組<1802>、ダイセル<4202>、電化<4061>などに関心が向かうか。また、トヨタ<7203>が高速走行で自動運転、国内初17年ごろ販売と伝わっていることで、自動運転車関連などの動向にも注目へ。

《KS》

 提供:フィスコ

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