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【市況】24日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、戻り売りに押される展開


24日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比206.93ポイント(0.97%)安の21095.98ポイントと続落し、本土企業株で構成されるH株指数は100.44ポイント(1.05%)安の9469.81ポイントと4日続落した。売買代金は705億5900万香港ドルに減少している(23日は926億4500万香港ドル)。

朝高の後に売られる流れ。昨日の全面安の反動で自律反発狙いの買いが先行したものの、上値は重く、売りが徐々に増えた。昨夜の米株安や、昨日公表された9月財新・中国製造業PMI(速報値)の下振れなどが投資家心理の重しになっている。

ハンセン指数の構成銘柄では、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(27/HK)が3.5%安、不動産大手の太古A(19/HK)が2.8%安、生命保険業務アジア大手のAIA(1299/HK)が2.6%安と下げが目立った。時価総額上位のH株銀行銘柄もさえない。

H株証券セクターも安い。海通証券(6837/HK)が2.6%、広発証券(1776/HK)と中信証券(6030/HK)がそろって1.7%ずつ値を下げた。

非鉄や鉄鋼の素材関連株も売られる。江西銅業(358/HK)が1.9%安、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が1.7%安、鞍鋼(347/HK)が3.5%安と下落した。

【亜州IR】

《SY》

 提供:フィスコ

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